2018年06月12日

医療事務の資格は、独学でも取得できるの?

社会の高齢化が進むにつれ、ますます医療の重要性が高まっています。また、それに伴い、医療事務の人気も高まっています。一度取得した専門知識はずっと生かされるので、子育てや介護、引越しなどの生活の変化があっても再就職しやすいというのが、人気の理由です。ここでは、医療事務の資格取得を目指す方に向けて、独学でも取得できるのかという点や、独学のメリット・デメリットについて説明します。

医療事務の資格は、独学でも取得できる?

医療事務は国家資格ではなく民間資格です。民間団体が認定する資格がいくつか存在しますが代表的な資格のひとつに、(一財)日本医療教育財団が認定する「メディカルクラーク®(医療事務技能審査試験)」があります。これまでの総受験者数が150万人を超える医療事務分野で最大規模の試験(当該財団ホームページより)とされていますが、受験資格は不問で、学歴や実務経験にかかわらずチャレンジすることが可能です。そのため、独学でも取得することができます。

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試験の内容は「実技Ⅰ...患者接遇/筆記(記述式)/2問/50分」「学科...医療事務知識/筆記(択一式)/25問/60分」「実技II...診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検/4問/70分」となっており、学科試験および実技試験Ⅰ・Ⅱのすべての得点率が70%に達した時点で合格となります。試験会場へのテキスト持ち込みも可能ですので、比較的取得しやすい資格だといえるでしょう。

独学のメリットとデメリット

先に述べた通り、医療事務の代表的な資格である「メディカルクラーク®(医療事務技能審査試験)」は、独学でも取得することが可能です。でも、本当に独学で取得できるのか不安に思う方もいるでしょう。その他の勉強方法と比べ、独学のメリット・デメリットについて説明します。

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独学のメリット

1.自分のペースで学ぶことができる

独学のメリットは、自分のペースで学ぶことができるという点です。仕事や家事・育児と平行して受験を目指す方にとっては、自分の好きな時間に取り組むことができるのはメリットといえるでしょう。

2.費用を抑えることができる

独学の場合、参考書・問題集などのテキスト購入にかかる費用と受験料だけしかかからないため、費用を抑えることができるというのも、独学のメリットのひとつです。



独学のデメリット

・テキスト選びやスケジューリングをすべて自分一人で行う必要がある

独学の場合、参考書や問題集などのテキストをすべて自分の判断で選定して購入する必要があります。また、学習時間の確保やスケジューリングも意外と大変です。何時から何時までと、あらかじめ決まっているわけではありませんので、仕事や家事・育児の合間に勉強する時間を確保しなければなりません。

・質問する相手がいない

通学や通信の教育講座を受講する場合には、わからない点があれば講師に質問することができますが、独学の場合は質問することができないため、すべて自分で調べて解決する必要があります。

・実技のスキルを身につけることができない

実技Ⅰの患者接遇や実技IIの診療報酬請求事務/診療報酬明細書点検については、実際にやってみなければイメージがつきにくい点も多く、独学では苦労するポイントです。



独学も可能だけど、通学や通信の教育講座の受講がおすすめ

これまで説明したように、医療事務の代表的な資格のひとつである「メディカルクラーク®(医療事務技能審査試験)」は、受験資格が不問なため、独学でも取得することができます。ただし、テキスト選びやスケジューリングをすべて自分一人で行わなければならず、質問・相談ができない、実技スキルが身につけられないというデメリットもあります。

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そのため、未経験の方が医療事務の資格取得を目指すには、やはり通学や通信の教育講座の受講がおすすめです。通学スタイルの講座では医療の現場を知り尽くした経験豊富な講師にいつでも質問・相談することができますし、実技スキルも身につけることができます。また、同じ目標を持ったクラスメイトがいるので、お互いに励まし合いながら学ぶことができます。

通信教育講座であれば、好きな時間や場所で学習できる独学のメリットを維持しながら、講師による添削やアドバイスを受けることもできます。

これらを踏まえると、医療事務の資格取得を目指すには、独学よりも通学や通信の教育講座の受講がおすすめです。ぜひ医療事務講座を受講して、医療事務への一歩を踏みだしましょう。

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